2017年11月13日月曜日

インパール ⇒ モレ

 5時過ぎに目が覚めた、昨日はオート三輪で行こうと考えていたんだが、こんなに早く起きたので歩いて行く事にする、昨夜荷物を預け支払いも済ませてあるので鍵だけ返してホテルを出る。
 お堀に出るともうすぐ太陽が出ようとしていた、歩いていて気付いたのだけどどうもウオーキングをしているらしい人が多数いるように思う、それなりの恰好をしている人もいるが普段着で歩いているようだ、通勤通学ではないだろう、タイだとまず恰好から入る、それなりの恰好になる様上から下までまず揃える、それだけで10年もやっていて健康になった気になるらしい。
 40分程歩いて到着、そこにいた人にモレに行きたいのだがと伝えると、おまえは乗れない政府関係者のみとの事、昨日の人は6:30までに来い7:00発だと言っていたのに。
 向かいに乗り合いバンが沢山止まっていてあれで行けという、そうならそうで構わないんだけど??だな。
 バンの兄ちゃんが言うには
モレまで300ルピー、お客が集まり次第の出発で3時間程だという、今6時半ちょっと前なので待つのは構わない、助手席に座っていると次々にお客が来て6:30出発。
 街を出ると濃霧、そんな中をバンバン飛ばす、途中で降りたり乗り込んだりしながらいくつかの検問を通過、モレまで39KmとAH1(アジアハイウエー)の標識のある検問所はかなり厳しく荷物のチェックをしていた、今日通った検問所では荷物だけで人のチェックはなかった、そこを通過すると道は下りになり、兄ちゃんの言う通り3時間でモレ到着、ここの国境からインドに入れたら3時間でインパールに到着出来たのに、えらい回り道をしたな。
 近くにあったホテル(500ルピー、エアコン・WiFiなし 、水シャワー)にチェックインすると国境へ、それらしい建物は閉まっていて兵隊が一人いるだけ、彼が言うには今日はミャンマーはホリデーなので閉まっていると言う、ホリデーで閉まる国境なんてあるのか?
 お互い上手くとれないコミュニケーションで判った事はもう一つの国境が近くにあるらしい。
 昼飯を食べてちょっと休憩後近くの市場に、大きなサイコロを使った賭博、写真撮るんじゃねェ、って怒られた。
 もう一つの国境へ向かう、朝ここに到着してホテルにチェックイン して向かったのがこの国境、途中まで歩いて、あとどのくらいあるのかグーグルマップで見たら見当違いの方向に歩いている、AH1の標識もあって、そのハイウエー上に国境があるものとばかり思いこの道を選んだのだが違ったらしい、そう思ってグーグルの言う通りの道を行ったのが上の国境、そこで聞いたのがAH1上にあるこの国境、この橋の真ん中が国境でその手前のインド側、大量のごみが道路の脇に山積みになっていて所々で燃えている国境周辺だけでも綺麗にしておいた方がいいと思うぞ。
 橋の手前には標識だけで何もない、橋を渡って行くとポリスと書かれた制服を着たミャンマー人が座っている、イミグレも何もない、インド人だかミャンマー人だかが自由に往来している、この先に行っていいか?って訊いたら、ちょっと考えてダメと言われた、もう越境してるし、写真も撮っていいって言っているんだが何もないので引き返す、来た時の道より河側にも道があったのでそちらに歩いて行くとミャンマーのイミグレがあるじゃないか、ビザがあったら入国出来るか訊いてみたがダメだそうだ、歩いて来た道がその先にも続いているのでブラブラと行く、ミャンマーナンバーのトラックから荷物を下ろしバイクで何処かに運んでいる、バイクもミャンマーナンバーだ、看板もミャンマー語だし、まあ国境付近はこんなもんだと思いながら先に進んで行くとフェンスが左側にある、ひょっとすると来る時に通った検問所のフェンスか?慌てて道行く人に尋ねると、ここはミャンマーだと言う、やっぱり先ほどの看板からミャンマーだったんだ、かなり歩いて来てしまったし、引き返すのもと思い先を歩いていた兄ちゃんにモレに行きたいんだがと伝えると、案内してやるとの事、村の民家の間を通り抜けたりしながらちょっと大きめな通りに出た、その間2国間を遮る物は何もなかった、そしてその通りを真っすぐに進んで出た通りは何と最初に行った国境ゲートのすぐ手前に出たのだ。
 壁もフェンスも河で遮られているわけでもないこの辺では行ったり来たりは自由なんだな。

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