2017年11月20日月曜日

ダージリン2日目

 夕べは9時前に寝たのに起きたのは6時、その間一度も目が覚めなかった、余程疲れていたのだろう。
 起きたのはいいが停電でネットが使えない、窓の外はこんな小汚い風景、税金を含めて1100ルピーも払ったのにだ、昔(半世紀前)のインドと比べて今のインドにお得感はない、いつもついこの間まで住んだタイと比べてしまうのだが、あらゆる物や事でタイより劣る様に思う、確かに道端で食べる物はタイより安い、しかし清潔感が全くない、お店で食べると同じくらいか高い、街の清潔度ならタイとは比べ物にならないくらい酷い、場所にも依るとは思うが、ホテルはタイの方が清潔だと思う、昔のインドは安かったから多少汚くとも我慢が出来た、半世紀経った今もゴミは昔と変わらない、街はカラフルになって道行く人も小綺麗な恰好になった、カルカッタ(コルカタ)では野良牛やあの群れをなしているような乞食や人力車は見なかった。
 大体あのサダルストリートに外人(西洋人)が見当たらなかった、物乞いは皆無、客引きも一人二人しか来なかった、タイのカオサンとは大違いだ、何処かにそんな所が出来たのだろうか?
 そういえばここダージリンでさえ外人(西洋人)
を数人しか見ていない、ゴミと異臭、大して安くない物価でインドの魅力がなくなってしまったのかも。
 窓から小汚い風景しか見えないこのホテル、7時になっても8時になっても停電は復旧しない、9時前になったら、枕元の窓の外でけたたましいエンジンの始動音、と同時に部屋の灯りが灯った、何だ自家発電持ってるんじゃん、停電と同時に始動させろよと思ったが、夜中だったら寝ていられなかっただろうから良しとするか。
 夜中に始動させられたらとっても寝ていられないこんな部屋に長居は無用、朝飯がてら他のホテルを探す事に、すぐ近くでネットも使えて500ルピーの部屋発見、早速そちらに引っ越し、内装は落ちるがこれで十分。
 移ってきたはいいがマネージャーがどこかの会議に行っていてWiFiのパスワードが判らないとの事、1時間程で戻るから待ってくれと言う結局3時間近く待たされる。
 5時頃にはネットがダメになる、これはホテルのせいじゃないんだけど。
 いやぁ、インドは昔も今も修行の国ですな。
 そう言えばインドの駅にはFree WiFiがある、多分空港なんかにもあるんだろうと思う、で、全国の空港・駅等公共の場に設置(かどうかは知らないが)というと凄く聞こえはいい、GJと誰でも思うだろう、ところがこれほぼインドに暮らすインド人の為、アクセスするとSMSを送るから携帯番号を入力せいって出る、頭の国番号がインドに固定されていてインドの携帯番号を持たない者には使わせない、って事は外国人旅行者の為じゃないんだな。
 どこの空港かは忘れたが、パスワードをメールアドレスに送るからってのもあったし、チェックインして出国ゲートを通り過ぎた後のFree WiFiでパスワードは空港のインフォメーションでというのもあった、誰が考えたんだかどうやればいいのか教えてもらいたいものだ。
 晩飯ついでに本場の紅茶を買って来た、こんな物も持っているんだが、ホテルの兄ちゃんにお湯をもらって飲んでいる、紅茶なんか飲む習慣がないものだから美味いんだか不味いんだか判らない、まあ美味いとも思わないし安ものだから美味くない部類だと思う。

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